奥村 徹
システム開発第五事業本部 沖縄第二開発部
2012年入社
Personal Data/長野県出身。大学卒業後、学校法人に就職。サッカーのコーチと幼稚園事務の仕事に携わる。25歳のとき、現在のパートナーとともに、彼女の地元・沖縄へ移住。某システム開発会社にてエンジニア人生をスタート。その後、結婚を機に将来のことを考え、より自分の成長につながる環境を求め、2012年にSCSKニアショアシステムズへ入社。
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高校まで地元長野で過ごし、大学は名古屋へ。最初の就職先も名古屋の学校法人でした。当時、お付き合いしていた女性とその後結婚することになるのですが、彼女の出身が沖縄でした。25歳のとき、その彼女が地元へ帰ることに。私は、もともと体を動かしたり、キャンプやBBQをしたりアウトドアが大好き。旅行でもたびたび二人で沖縄の海を満喫していて「いい場所だなぁ」と思っていましたから、二人で沖縄へ行くことに躊躇はありませんでした。海と空がどこまでも青い地で、最初に入社したのは小さな某システム開発会社。それまでパソコンを触る機会といえばネットサーフィン程度だった私がゼロからプログラミングを覚えるのは大変でしたが、自分の思考が形になっていくというものづくりの楽しさを知り、エンジニアの仕事は自分に合っているなと感じました。
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しかし、その矢先にリーマンショック。徐々に仕事が減っていきました。私生活では結婚をし、子どもも生まれたばかり…。将来に不安を覚えた私は、自分をより成長させられる場所へ行きたい、家族みんなが不安なく暮らせる環境を整えたいと考えるようになりました。そして、SCSKニアショアシステムズへの転職を決意。SCSKグループという母体の大きさは安心感がありましたし、ここでの仕事は、開発の上流工程から携わることができ、また将来プロジェクトマネージャーになるためのスキルも磨ける。まさに自分の望みを叶えられる会社だと感じました。入社後は、大手都市銀行をクライアントに、海外送金システムのエンハンス開発(*)にプロジェクトリーダーとして参加。地方にいながら、誰もが知っている企業の仕事に携われることには驚きましたが、強い責任感が生まれると同時に、大きなやりがいを感じています。
(*)エンハンス開発:現行システムに、改善・改良を加え性能や品質の向上を図ったり、新たな機能の追加・拡張を行っていく保守開発のこと。
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開発しているのは、ときに何千万円、何億円という金額が送金されるシステム。もしもシステムに不具合が生じて、送金が遅れるようなことがあれば、場合によっては一つの会社が倒産するほどの損害を及ぼすことさえ起こり得ます。だから、品質に妥協はできません。幸い、私たちにはSCSKのオンサイト(*)チームとの役割分担で実現する“ものづくりに集中できる環境”がある。より品質を高く、より生産性を高く、より良い仕事をするためにどうすべきかを突き詰めて考えることができるのは、この会社のよいところだと感じます。今後は、チームリーダーとしてプロジェクトマネジメントのスキルもますます磨いていきたいですね。マネジメント力はどんな時代にも生きるパーマネントスキルだと考えていますから。沖縄の大好きな自然と大切な家族に囲まれながら、私は自らが望むエンジニア人生を歩んでいきます。
(*)オンサイト:顧客先にて直接保守・運用サービスを行う方式のこと。